ここ最近「風の時代」という言葉を目にするようになり、ちょっと気になったので色々と見てみました。
ざっくりいうと、
- ホロスコープでは「火⇒土⇒風⇒水」という変化のサイクルがある
- 2020年12月22日に風から土へ、約220年ぶりの「世の中が激変する」時機
- 地の時代の特徴は「物質的な豊かさや生産性、安定」
- 風の時代の特徴は「目に見えない豊かさ」
と言われていて、時代の節目であるとのこと。
すでにその流れは出始めてはいましたが、これから本格化するエネルギーが生まれてきているということでしょう。
ということで、今回はとにかく変化することが出来ない日本で、「自分は変化ができない、その他大勢の日本人とは違う」ということを自負し、大きな時代の変化をチャンスと捉えて、人生をより豊かなものにしていきたい人が抑えておきたい行動指針について書いていきたいと思います。
私はスピリチュアルな言説を肯定することもないし、否定することもありません。
基本的に人間が人間たる能力を持ち合わせているのは、「論理脳」であり、すべてにおいて論理と科学を前提に考え、行動するべきだと信じています。
一方で我々人間が、論理と科学であると信じていることや、理解していることには限界というのもあるのは事実です。
自分がまだまだ未熟であるということや、真理を追求するのには完璧にはなりえないという考えから、スピリチュアルは肯定も否定もせず、というのを前提として主張していきます。
2021年は「風の時代」とは?
風の時代について、もう少しご説明しようと思ったのですが、ネット上にすでにわかりやすい記事が多く見られましたので、いくつか引用しておきます。
2021年は、西洋占星術では「風の時代」の始まりの年と言われます。
(中略)
きたる「風の時代」は、「風」が目に見えないように、情報や知識など形のないもの、伝達や教育などが重視され、人々は何より「知る」ことを求めていくことになると言われています。
つまり2021年は、「持つ」ことから「知る」ことを重視するように世の中の価値観が大きく変わる、時代の曲がり角なのです。
“持たない”自由を楽しむ時代に
そんな「風の時代」になった2021年にまず手放すべきは、「持つ」ことに執着することと言えるかもしれません。
実際、昨年コロナ禍よる自粛期間に多くの人が家の片付けをしたのは、「風の時代」の到来を予感していたかのような出来事であり、世の中には、“持たない”生活を後押しするようなさまざまなシェアリングが次々と登場しています。
テレワークの推奨で、住む場所、働く場所に縛られなくなったことで話題のワーケ―ション、地方移住などの潮流もまさに「風の時代」を感じさせるものです。
“持たないことで生まれる自由”を世の中が認め、それがすでに広がり始めている気もします。
(中略)
「ひとつ」に縛られない時代に
ひとつの物、ひとつの場所、ひとつの価値観などに「束縛される」ことはやめたほうがいいでしょう。
(中略)
最近は、副業を認める、推奨する会社も増えています。
ひとつの肩書き、ひとつの役割、ひとつのやり方に縛られずに、フレキシブルに未来を考えてみれば、大きな可能性が開けてきます。
会社や地域という“箱”や“枠”を取り払い、その気になれば、これまでよりもっと自由に動けるのが「風」の時代ですから、まず、あなた自身が自分の心の“枠”を取っ払ってみましょう。
そうすれば、無理に手放したりしなくても、自然と自分にとって本当に必要な“物”もわかってくるでしょう。
縦よりも横のつながりの社会へ
理性と知性が優先される「風の時代」は、すべてをフラットな視点で見る時代であり、価値観も多様化します。
(中略)
「風の時代」では、権威あるブランドだから価値があるのではなく、「自分にとっては、こういう理由で価値がある」と言える自由度が増します。
(中略)
ニュースや情報、知識という分野においても、「風の時代」はブランドや権威を妄信はできません。
ある意味、当たり前を疑う“懐疑の時代”でもありますが、その姿勢が新しい「風」の価値観を作っていくのでしょう。
「友人」のあり方もフレキシブルに
1人でコツコツと何かを突き詰めるところから何かを発見し、気が付いても、それを伝達する人がいなければ、深まったり広がったりしません。
そう考えれば、2021年のやめるべきことのひとつに「孤立」も入れた方がよいかもしれません。
(中略)
自由に選べて、適当な距離を保てる、それが“友人”でもあります。
(中略)
切れてホッとした関係や価値観をまたつなぐ必要はありません
キーワードで読み解く「地の時代」から「風の時代」へのパラダイムシフト
引用元:「風の時代」とは? 占星術師Keikoが解説するパラダイムシフト後のニューノーマル(mi-mollet)
まずは今までの常識を捨てよう
日本人には特に言えることだと思いますが、風の時代に対応するためには、すべての常識をすべて捨てさりましょう。
…というか、そもそも常識って一体何なんでしょうか?
常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことである(アルベルト・
アインシュタイン)
さて、先程引用した「地の時代⇒風の時代」の表を眺めてみてください。
地の時代と風の時代と記載されている言葉が、コインの表と裏のごとく対照的になっていることがわかります。
三つの肩書と仕事を持つ
さて、そうなると考えがちなのは「会社をやめて起業したほうがいいのだろうか?」ということ。
私の場合は一応会社の経営者という立場になりますので、「起業したほうがいい」と言いたいところではあります。
しかし、それがすべての人に推奨できるかというと、そうでもありませんし、本質でもありません。
これに尽きるかなと思います。
起業すると確かに時間的自由も得られますし、拘束されることもないのですが、売上が安定しなかったり、対法人、対個人、対銀行などで、シビアに信頼度を見られます。
その点、会社員やりながら副業をやるというのは、
- 会社員として毎月入る安定的な収入
- 自分の肩書は所属している会社を利用
- 経費など税制面は個人事業主の制度を利用
という感じで「いいところ取り」をすることもできるわけです。
もしあなたが会社員なら、そんなやり方も取り入れるのもありでしょう。
ちなみに副業がダメとか、残業が多すぎてそんな余裕がないというのであれば、真っ先に転職をしてくださいね。
もしあなたが経営者なら、肩書を増やせるようにしたほうがいいと思います。
本業を拡張してできるビジネスなら、
- ビジネスYouTuber
- 情報ビジネス(ノウハウの販売)
- コミュニティの提供
あたりがてっとり早いでしょうか。
人と人とのつながり
人と人とのつながりも、これからの大きな変化のポイントです。
例えば、会社にしか居場所がないというのは、今後は本意じゃない人生になるでしょう。
テクノロジーを仕事や生活の土台とする
言うまでもなく、これからもテクノロジーの活用は必須です。
すでに出始めている
- AI
- 自動化(RPA、MA)
- 自動運転
- AR/VR
- 5G
あたりは使われていることを意識しないぐらいに、当たり前に取り入れていないといけませんね。
- 私は機械に弱いので…
- うちの業務のオペレーションは特殊なので…
- 汗水たらさないと仕事じゃない…
- うちは対面じゃないと仕事にならないので…
など、テクノロジーを取り入れない「言い訳」を天才的なまでに主張する人たちがまだまだたくさんいますが、そんな会社もそんな人も、早々にお目にかかれなくことでしょう(せいぜい頑張ってください)。
脳科学や量子力学をしっかり学ぶ
よく勉強されている経営者やビジネスマンの方は認識されているかもですが、脳科学や量子力学は人生に非常に大きな影響を与えます。
一方で「?」な方も多いでしょう。
脳科学や量子力学のエネルギに−についての詳細は、今回はスペースを割かないので、ご興味ある方は調べていただきたいのですが、
- 脳: 人間なら誰もが持っている人体の要(内的エネルギー)
- 量子力学:宇宙(森羅万象)の持つ大きなエネルギー(外的エネルギー)
を深く理解することが、人生の結果を決定づけます。
この世の中は不思議なことばかりです。
- なぜ数が多くなるとパレートの法則が生まれるのか
- なぜ自分の周りには同じ思考や行動パターンの人が集まるのか
- なぜ黄金比や色彩パターンといった黄金律が生まれるのか
などなど、疑問が尽きないことが無数にあるわけですが、その理由は「世の中がそうなっている」としか、説明がつかなかったりします。
これらの不思議なことは他にも大量にあるわけですが、言い換えれば「絶対的に不可避のルール」を知らなければ、人生ゲームを有利に進めることは出来ないわけです。
そして、脳科学も量子力学も学校では教えてくれなかったことですし、多くの人にとっては一般常識とは対極に位置する存在です。
だからこそ、絶えず学んでいく必要があるということなのです。
まとめ:人生は自分のものである
ここまでお読みいただいた方は、もしかしたら気づいたのではないでしょうか。
特に日本人はそうだと思いますが、
- 自分の気持ちにウソをついて我慢
- 結果よりも頑張っていることを正当化
- ステータスや世間体
などの呪縛にとらわれがちでしたが、そんなものはもうきれいサッパリ捨て去っていいのではないでしょうか。
たしかに土の時代から風の時代に変わるタイミングでやってきた「新型コロナウィルス」は、歓迎すべきのではなかったでしょう。
しかしながら、私たちが自分の人生を生きるためのトリガーを引くために必要だったと考えるのは、自然なことなのかもしれません。
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