株式会社アシッドハウスの芦田 哲也です。
中小企業経営者、WEB担当にいきなりなった方、女性の方など「デジタルツールが苦手」と自称する方々から時々こんな言葉を耳にすることがあります。
確かに人によっては、得手不得手はあるかもしれません。
しかし、私は誰でもデジタルツールを手足のように無意識に使いこなし、その恩恵を十二分に受けられると確信しています。
今回の記事は、上記のような言葉を思わず発してしまう人や、デジタルツールに苦手意識のある人にお役に立てる内容になっています。
デジタルツールに苦手意識が起こる理由
色々とありそうですが、大体こんな感じではないでしょうか。
- 「難しそう」「自分に向いていない」と反射的に思い込んでいるため
- 使う目的を見失っているため
- 変化のスピードが激しいため
この3点を深掘りしていきます。
「難しそう」「自分に向いていない」と反射的に思い込んでいるため
まずはじめに断言しておきますが、世の中に出回っている(汎用的な)デジタルツールは難しいものではありません。
全く難しいと考える必要はありませんし、実はあなたはすでにデジタルツールを使いこなしています。
現にあなたはこのサイトを見ることが出来ています。スマホをある程度は使っているでしょうし、SNSのアカウントも持っていることでしょう。
「そうは言っても業務で使いこなすのとは別で・・・」とおっしゃるかもしれませんが、基本的にはマウス(トラックパッド)とキーボードしか使いません。
しかもソフトウェアもWEBサイトも高度なプログラムなので難しい操作を必要としますが、「誰でも直感的に使えることが正義」として限りなく簡単な操作でOKなように設計されています。
別に高校のときに数学の授業で習った代数幾何や微分積分を駆使しないといけないとか、応用物理学が求められるわけでもないのです。
普段ネット見たり、スマホアプリを使っている延長線上の操作しか必要とされていないと考えれば、気が楽じゃないですか?
また何事もそうですが、「これは自分には無理」と決めつけると脳は無理と判断して、そのとおりの結果を生み出す行動をとってしまいます。無理という思い込みをしてはいけません。
ちょっとメニューが多かったり、バージョンアップしてリニューアルしたソフトでも電卓を触っているのと変わらないと考えれば、難しいものではないと感じられるでしょう。
スマホやタブレットはスーパーコンピュータを手の平で扱えるようにしたいという意味でもとても画期的なツールです。
使う目的を見失っているため
前述の思い込みと付随しますが、「使うことに挑戦できる or not」という思考にすり替わってしまうため、使う目的を見失いがちです。
WEBもデジタルツールもその周辺の技術も含めて、何のためやるのか?
それは言うまでもなくビジネスにメリットがあるからです。
(しいてはあなたの将来の生活を豊かにするためでもあります)
なお余談を一つ。
私の母は70を過ぎていますが、インターネット、Macbook Air、Facebookを初歩レベルながら毎日使いこなしています。
その理由は簡単で、兄家族や私との連絡手段で電話や手紙をナシにして、Facebookグループで行うルールにしてあるからです(兄も私も基本電話に出ません笑)。
また、孫の写真や映像をDVDやプリントして郵送という面倒なプロセスが必要ないというメリットもわかっています。
結街のパソコン教室に通っていたときは、写真を見ることも映像を見ることもタイピングもできず。しかし、今ではある程度のたどたどしさはあるものの、コミュニケーションに問題ない感じでタイプすることができています。
変化のスピードが激しいため
変化するものの対象は、主に以下を指します。
- ソフトウェアやツールの見え方・操作性
- 主流となっているサービスやツール
- ユーザーの反応や動向
ソフトウェアやツールの見え方・操作性が頻繁に変わるのは、アップデートが恒常的に行われているからです。アップデートをなぜ行うかというと、最初に市場にリリースされた状態ではプロダクトとして改善の余地があるからです。
これはリアルのプロダクトでも普通にある話です。
主流となっているサービスやツールが変わっていくのも同じです。
昔はガラケーを使っていた人でも今はスマホを使っています。利便性の高いものがポジションを奪っていくのです。
ユーザーの反応や動向の変化は、時代の変化に連動して当然のように起こります。
この変化のスピードを決めているのが、進化し続けるテクノロジーです。
確かに私達は長い歴史の中で、かつてないぐらい変化のスピードが早い世の中に生きています。
しかしこれは避けることが出来ないと同時に、対策を講じることが出来ます。
今の時代は情報を取得するのは、とてもスピーディで簡単です。
Googleでほとんどのほしい情報を無料で引き出せますし、Googleアラート、FBページの登録、アプリのアラートなど、自分から取りにいかなくとも勝手にかき集める仕組みが用意されています。
ただ、情報の選別は自分自身で行う必要がありますが、これはいつの時代であっても同じですからね。
もし、対応できない場合は外部の専門家などに気軽に聞くことができます。
変化のスピードが早いからと言って、全くついていけずに自滅するしかないということは決してないのです。
本質的な話ですが、人間は変化を恐れ、敬遠します。
変化自体はデジタルの世界に限ったことではなくて、ビジネスでは当たり前のことです。
つまり、ただのメンタルブロックだということですね。
デジタルの世界の本質は「難しさ」ではなく「金流」である
ちょっと話がずれますが、現在(主にWEB)エンジニアは圧倒的な人手不足で、エンジニアになる敷居に対して圧倒的に高収入(フリーランスなら月60万円以上)が見込める職業だったりします。
ちょっとググってみるとわかりますが、エンジニア養成スクールや人材会社はかつてないほど増加しました。
エンジニア養成スクールの中には、なんと「年収400万円以上での内定保証、できなかったら受講料全額返金」を行なっているところまであります。かといってスクールの入学試験とかないですし、受講期間が長く学費が高いということはありません。
高収入の代表格の医者とプロセスを比べてみてください。圧倒的にイージーです。
実際、非ITのサービス業などPCを普段仕事で全く使わない人がエンジニアスクールで習い、転職して成功して高収入を実現している人が多数います。
つまり、
なのです。
この「大きなチャンス」というのを念頭に入れれば、苦手意識はあっさりとなくなるかもしれませんよ。