2021年になりました。
ここ最近、私のブログも動画を埋め込んで誘導したり、セールスレター風に書いたりと、試行錯誤していましたが、再びテキストでしっかりと書く形式に回帰します。
高付加価値かつ柔軟な内容を目指して更新していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年はどんな年だったでしょうか?
外的要因による変化は、言うまでもなくコロナでした。
コロナが自分にとって悪影響か好影響かは人それぞれでしょう。
しかし、コロナの本質は「私たちが必要な変化」の強制的かつ決定的にしただけです。
時代の変化に敏感な会社や経営者は、コロナのおかげで儲けていますし、無関心だった会社や経営者は全くその逆です。
「ビジネスには二つの機能しかない。マーケティングとイノベーションである。それ以外は全てコスト」(ピーター・ドラッカー)
結局、明暗を分けたのは、これまで「マーケティングとイノベーション」を追求してきたかどうかに尽きるのではないでしょうか。
※ちなみに私の会社は4月には売上が1/3になりましたが、その後おかげさまで右肩上がりに転じました。
コロナは天からの贈り物
人間というのは変化を拒む生き物です。
特に島国で外的要因の少ない日本人は特にそうでしょう。
しかし私たち人間である前に生物であり、生物は変化に耐えられるなければ死あるのみです。
コロナは、「不要なものを明確化する」という事実を残しました。
そして、この先のテクノロジーのポテンシャルを考えると、コロナは大変革の序章に過ぎません。
大変革の本番はまさにこれからで、私たちは逃れることはできないのです。
そういう意味では「余裕ある段階で」何かしらの手を打ったり、考えるきっかけをくれたコロナは天からの贈り物と言っても良いでしょう。
テクノロジーが本格的に仕事を奪い始める
個人的にこれだけ変化の激しい時代に、実はあれこれ予測することには懐疑的ではありますが、ある程度アウトラインが見えていることはあります。
それは、
ということです。
正確には「一部の経営者を除いて、人間はもう働かせてもらえない」と言ったほうが良いかもしれませんね。
能力の格差は人間VSテクノロジーで起こる
一時期「10年後に残る仕事と消える仕事」というのが話題になっていましたが、はっきり言って、ほとんどの仕事はなくなると考えておいたほうが良いです。
その理由は、もう人間に働いてもらう(経営者目線で言うなら「労働力を買う」)のは、あまりにコスパが悪すぎだからです。
これからのテクノロジーは時間の経過と比例するように、
- こなせる仕事(量・質・幅・レベルのすべて)が向上する
- コストダウンする
- アウトプットにムラがない
というのを実現します。
つまり残念ながら、勝負にすらならないのです。
「それでも人間でないとできないことがある!」という意見もあるでしょうが、それは言わば「ロックスター的価値」があるかどうかの評価でしかなく(まあロックスター的価値があっても、全然代替も効くのですがw)、遅かれ早かれテクノロジー活用のほうが選択肢として魅力的になるのは間違いありません。
そして、それでも旧来の働き方や会社経営にこだわる人や組織は、相当悲惨な未来を受け入れることになることでしょう。
1億総失業時代の到来
ということで、私たちは自分の仕事はいずれはなくなってもしょうがないなという意識を、今のうちから持っておくべきではないかと思います。
このマインドセットを受け入れるのは大変ですが、目を背けることはできないでしょう。
もちろん、私も例外ではありません。
私は「テクノロジー×事業」という軸でクライアントのビジネス成長をサポートするというビジネスは、長年やってきたことでもあり、とても価値あることだと思っています。
おそらくデータドリヴンな経営の「型」ができれば、真に自分に必要な情報の入手やマーケティング施策の立案や実行は、オートメーション化されることでしょう。
なお「1億総失業者になったら、お金はどうするのか?」については、度々議論されているベーシックインカムが現実味を帯びそうです。
必要なのは生き方改革
ということで、この記事もそろそろ終わりにしようかと思いますが、「1円にもならなくてもいいから、人生が終わるまでやり続けたいことを持っておくべし」というのがお伝えしたいことです。
特に仕事がライスワークになっている人は、これから10年の仕事と人生観をじっくり考えたほうが良さそうです。
また他人よりもQOLが高い人生を送りたい人は、テクノロジーを使いこなす側・ビジネスを回す側というポジションを早期に得なければなりません。
私自身は「自分の仕事はいずれはなくなってもしょうがないな」と思いつつも、QOLが高い人生を送りたいので、2021年もテクノロジー関連には全精力を注いでいきます。
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