テレワークのサポートやめました。テレワークは今後はやりたい人だけやればいいと思います

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こんにちは、株式会社アシッドハウスの芦田哲也です。

「アドビ、未来の働き方に関する調査を7カ国で実施・テレワーク導入でライフワークバランスが向上した一方で、紙業務が多く残る日本では「オフィス外での仕事環境向上」が課題に」とレポートがあり読んでみました。

詳細はリンクたどってじっくりと読んでいただきたいのですが、議論になっているのはこの部分。

オフィス勤務よりテレワークの方が仕事がはかどりますか?」の質問には、グローバル平均で約7割が「そう思う(69.1%)」と答えたのに対し、日本で「そう思う」と回答したのは7カ国中最も低い42.8%に留まりました。

日本では「テレワークをやる・やらない」「できる・できない」「生産性が上がる・上がらない」という議論は、新型コロナウィルスのパンデミックの初期2020年3月頃から第5波が落ち着き、緊急事態宣言が解除された2021年10月までずっと続いています。

その間に海外ではテレワークを取り入れている企業は多数派となり、「テレワークの仕事のほうがはかどる」という結果になっていました。

逆に日本では、全体意見とはいえ未だに「はかどる」結果を出せていないということです。

コロナを通じて色々と「ああ日本ってこの状況でも変わらないんだな…」「グローバルの流れについていけないのだな…」と思ったことは多数ありますが、テレワークについても言える話でした。

テレワークは「生産性」を示す一つの側面にすぎない

とは言っても、私の付き合いのある企業はフルテレワークですし、テレワークで働いている友人も親族もいます。

私はコロナ前からずっとテレワークです。

LinkedInのアンケートではこうなっていました。

LinkedInを日常的に使っているのはアーリーアダプターですし、ネットのリテラシーは高いほうです。そういう人には「テレワークにほうが仕事がはかどる」という人が多めになっています。

このへんの人たちの特徴は「パソコンやスマホを使わされている」のではなく、仕事以外でも「手足の延長のように」使っており、時間対効果・労力対効果が高いです。

例えば、トイレにスマホ持って行って用を足しながら、銀行のアプリを立ち上げ、用を足し終えた時には振込・送金が完了しています。間違ってもわざわざ銀行のATMや窓口に振込をしに足を運ぶことはありません。

言い換えると「仕事がはかどるために普段から工夫をしている人が、そのために便利なデジタルツールを積極的に取り入れていて、その結果仕事がはかどっている」ということです。

つまり、

別にテレワークという形でなくても、あらゆる場面で生産性を上げるための改善を空気を吸うがごとくやっているというだけ、ということがわかりました。

問題はテレワークじゃなくて、「生産性を日々追求しているか」というだけの話でした。逆に、生産性が低い日本企業=テレワークができない基本企業という式も成立すると考えます。

初めての筋トレの筋肉痛で音をあげる人みたい…

海外の企業でテレワークができているのに、日本の企業でテレワークができないのはなぜでしょうか。

例えば、

今はテレワークが不慣れだけれど、DX時代を考えればこれをスタンダード化する良い機会だから、これを機にテレワークに強くなろう

なんて会社はあるでしょうか。あってもごく少数です。

うちの会社は特殊だからテレワークは向いてないんだよね…やってみたけど向いてなかった

といってシャットアウトです。

テレワークで使うツールや活用方法は確かに初めてのことも多いので、上手く活用するのには「筋肉痛」が伴うと思いますが、筋肉痛がきつくてやめてしまうようです。

  • Slackで短くまとめるより、口頭や電話
  • クラウドを駆使するより、紙とハンコ
  • ウェビナーより訪問してセールス

と、手慣れたほうに逃げてしまい、手慣れたほうはレバレッジが効きませんから、長期的なメリットを放棄することになります。

厳しい言い方をしますが、筋肉痛がきつくて筋トレをやめてしまうような人って、魅力的ではないし健康面でも難があるなと思ってしまいますが、企業に当てはめても同じことが言えないでしょうかね

やるかやらないか、やり続けるかだけの話です。ということで、ただの「マインドセット」の問題だということに気づきました。

そういえば私の会社ではテレワークのサポートを新規事業として始めたり、情報発信に力を入れていたこともありましたが、全部やめました

「マインドセット」を変えることまでメニューにしていなかったですし、ビジネスのあらゆる基本だからです。

なので、「日本企業的マインドからの脱却」のプログラムにご興味があれば、提供します。

これから大事な方針は「棲み分け」

2021年10月現在、新型コロナウィルスは人流が原因ではないとわかりましたし、国内のワクチン接種率も上がったので、満員電車やオフィスに通勤すること自体は致命的行動にはならなくなりました。

根本的な危機管理をするかどうかは「するべきだ」というのが私の意見ですが、「喉元すぎれば暑さ忘れる」は日本人お家芸ですし、大半は東日本大震災に続いて未曾有の危機があっても変化できないことは明らかになりました。

一方で少数は新型コロナウィルスの危機をバネに新しいビジネスモデルに変革したり、生き方を考え直したり、ワーケーションにシフトしたり、オフィスをやめたケースもあると思います。

強制的な変化を利用してステップアップして、人生を実りあるものにする

こんな会社や人は日本にも多くて20%、少なくても4%はいるはずです。

私はそんな人達と残りの人生を過ごしていきたいと思っています。

ということで、私はテレワークでも生産性向上もデジタルマーケティングでも仕組み化でも、渋々「やらなきゃ…」ではなく、「やりたい!」「もっとやりたい!」「もっと質を上げたい」というお客さんを対象に、サービス提供をしていきます。

テクノロジーの発達で、自分時間を作り出しやすくなっています。

社員数人で年商数億円とか、週休5日で月商1,000万円とか、FIREとか当たり前に実現できるでしょう

面倒な仕事はテクノロジーか、そういう仕事が好きな人にお任せすれば良いのです。

これから生きる上での大事なキーワードは「棲み分け」です。

「雨が降ろうが、大雪が降ろうが、槍が降ろうが、大地震が来ようが、再びパンデミックが来ようが」出社をしてもしなくても、どちらも正しいというわけです。ただし、同調圧力や強制だけは絶対にやめましょうね。

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