サントリー新浪社長提唱の「45歳定年制」⇒結論:本人の問題

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この記事は、芦田哲也のLinkedInにアップロードした記事です。

この人のこの説が燃えているが、あと数年で45歳になる私の「感想」を書いておく。

この説、「終身雇用限界説」とセットで語られることが多いが、私は「手取り14万円で日本終わっているツイート」と、それに対してホリエモンが「いやそんなお前が終わってる」と言って勢いよく燃えていたことを思い出した

私は就職氷河期世代だが、特に秀でた能力があるわけではなく、転職には苦労することが多かった。縁のある仕事はプランBやCが当たり前で、若い頃は恥ずかしながら、不貞腐れて仕事することも多かった。

ここで自分の人生のターニングポイントをいくつか振り返ってみる。

30何歳かにある会社に面接に行った時に、「芦田さんもそろそろご年齢もご年齢かと思いますし…」と言われ、年齢で区切る気持ち悪さと、年齢を経て何も積み上げていないと、この先人生詰むことを感じた。一つの会社に長く勤めたり、外に出たら通用しないノウハウを持っていてもダメだというのは、その一言で明らかになった。

2011年3月、東日本大震災が起こった。私はその頃西新宿に住んでいて、会社があった六本木からは比較的楽に帰れ、住まいも本棚が倒れた程度の被害だったが、平和な日常が一瞬でいとも簡単に壊れることを痛感した。当時は物欲もそれなりにあり、いずれはタワマンにでも住みたいと考えていたが、その後ミニマリストになっていった。

2017年8月、会社員生活を辞めた。フリーランスとしてやっていくのに、万全からは程遠い。しかし諸事情により、起業生活でいくしかなかった。売り上げゼロが数ヶ月続き、3ヶ月目で月12,000円の売り上げ。が、その半年後には良いクライアントと出会い、一気に会社員の時より稼げるようになった。

2020年1月、レベルアップのために法人化するが、新型コロナウィルスが襲来。ミニマリストの延長でやっていた「東南アジアノマド生活」も一時休止、業績悪化で早々に畳むことも考えた(現在は回復し、あと数ヶ月で3期目だ)。

と言うことで、これらの経験を経て私の脳に刷り込まれているのは「修羅場は割と短いタームで起こるし、長い人生の中で保証されているものは何もない」

先程「プランBやCが嫌々だった」と書いたが、今ではプランBやCを考え、実行できる習慣がついた。そういう意味で私はロスジェネ、就職氷河期世代として生まれたことに感謝することしきりだ。

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