今年SNSのハッシュタグを中心に「平成最後の夏」という残念なキーワードが大量発生しました。
なぜ残念という表現したかというと、「平成最後の夏」とタグ付けている写真や動画にまったく平成最後感がなかったからです。
別に海に行ったり、BBQをしたり、花火大会は平成を最後に打ち切られることはありませんよね。
来年は「〇〇最初の夏」(〇〇=元号)というハッシュタグが生まれることも想像に難くありません。
そして、「平成最後の夏」な人たちの夏の過ごし方は、来年もその先もおそらく大して変わらないでしょう。
といいつつ、僕も「平成最後の夏」をもじったハッシュタグを付けた写真をインスタグラムにアップしました。
「平成最後の靖国参拝」。僕は祖父が戦死していることもあり、毎年8月15日靖国神社に参拝し、清酒を実家に送っているのです。
今こうやって生きていられるのは、昭和の中期に祖国のために命を捧げた英霊のおかげです。
平成最後の靖国参拝と言えども特別な参拝はしなかったので、そういう意味では「平成最後の夏」な人と僕は何ら変わりはありません。
しかし、歴史的にもトップクラスの出来事の大東亜戦争の終結があった昭和から二回目の元号のリニューアル(イコール世の中がまた変化があるということ)を控えている事実に向き合うと、身がとても引き締まる思いでした。
前置きが長くなりましたが、「最後の」という言葉は自分を引き締めるという意味ではとても効果的です。
今、自分が先延ばしにしていること、やるべきこと、やりたいことをリストアップして「もうすぐ人生最後だから」と冠に付けてみたら考えてみたらいかがでしょうか?
- (もうすぐ人生最後だから)起業をする
- (もうすぐ人生最後だから)年収1,000万円を突破する
- (もうすぐ人生最後だから)世界一周旅行をする
- (もうすぐ人生最後だから)家族と過ごす時間を増やす
- (もうすぐ人生最後だから)「ありがとう」をもっと言う
エネルギーが湧くものと、ピンとこないものに分かれるので、ピンとこないものは消してしまいましょう。
エネルギーが湧くものは、さらに具体的にイメージやストーリーを膨らますと良いでしょう。
結果、きっと自分の本当にやるべきこと、やりたいことが研ぎ澄まされるでしょう。
ちなみにこのワーク、僕は2017年にやって個人起業することにしました。39歳(30代最後の歳)だったのです。
よかったらお試しください。