「継続は力なり」という言葉があります。
この言葉の裏は、「基本的に人間は何かを継続できるようにはできていない」という意味がでしょう。
事実、世の中にはジム活、ダイエット、英語、ビジネスの学習など、継続して成果を出すことが難しいジャンルが「儲かるビジネス」として幅を効かせていますしね。
で、僕にとって継続して成果を出すことが難しいジャンルはブログ活動なのです。
ブログをやるメリットってやるメリットはたくさんありますが、過去に何度も挫折してきました。
このままでは成果を出せずに人生が終わるので、「どうすればブログを続けられるのか」を考えましたよ。
1.目的を明確化する
何事も目的がなければ、モチベーションも湧きません。
まず最初に自分がブログ活動をすることによって人生で何を得たいのかを、しっかり時間をとって明らかにします。
僕の場合は、
- ブログを「金の卵を生むガチョウ」にする(集客・収益媒体化、ポートフォリオ化)
- クオリティの高いライティングができるようになる(しかも短い時間で)
- ブログを発信力や
- 稀少かつ価値のある人材にする手段にする
あたりでしょうか。
部屋に「ブログで月100万円稼ぐ!」と紙に書いて貼って、朝晩何回も唱えても良いでしょうね。
2.100記事まではクオリティを求めない
最初から完璧なものを作ろうとすると、手が止まります。
- もやっとすることを調べだす(調べることが目的になりライティング置き去り)
- ある程度書いたはいいが、「内容が薄いなー」と軽く自己嫌悪(記事を消したり、下書きのままお蔵入りに)
- 誰かに内容を陰でディスられることを気にしている
よく著名なブロガーたちは「100記事ぐらいまでは誰も見ちゃいない。検索エンジンにもまずひっかからない。書いた量が質を生み出す」とよく言っています。またFacebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグの「Done is better than perfect.(完璧を目指すよりまず終わらせろ)」という言葉も身に沁みますね。
3.今の仕事や学んでることの気づきを書く
仕事もビジネスの学習もこなしているだけでは意味がなく、こなした中から「気づき」を得て、次の仕事に活かしていかなければ成長しません。「インプットをしたことはアウトプットする」ことで、定着します。
「よく日報を手で書いてセルフコーチングすることが自己成長」と言いますが、それは正しいと思うものの僕は実践して挫折しました。それだったら、ブログを「日報代わり」「無償での価値提供」「記事の積上げによる土台作り」というメリットを複数持たせておけば、気楽にやれるのではないでしょうか。
4.変な思い込みとプライドを捨てる
かつて勤めていた会社(B2Bのネットのサービス)で、持ち回りでブログを書くことになっていたんですが、「論理が破綻していて公開するに耐えない。会社として出す内容なんだから」とダメ出しを食らいまくっていました。と同時にライティングに対する苦手意識と、「ブログは論理的に書かなければならない」という認識がパブロフの犬のごとく刷り込まれていました。
しかし、会社をやめて必死にマーケティングをしたら「人を動かすときは論理ではなく、感情に訴える」という事実を知りました。僕は論理より「感情」を高ぶらせるほうが性に合っているので、やる気になりましたよ。
また「変なプライド」を捨てることも重要でしょう。変なプライドとは「自分がどう他人から見られているか」ということですね。ストッパーが外れれば書くことへのブレーキも外れますし、読んでくれる人との感情的ラポールも築けることでしょう。
5.コンフォートゾーンの外に出る
これはこのブログの初めての記事なんですが、この内容は自分に対して向けたものでした。
この記事はさっきも書いたとおり、公開段階では「誰も見ちゃいない状態」でひっそりやめることも可能です。
そこで僕は「セールスライターのコミュニティ」に参加したり、起業家のコミュニティで「収益サイトの勉強会」を始めたりしているのですが、そのどちらのコミュニティでも「毎日ブログを続けること」をコミットしました。
これで明日以降も継続せざるをえなくなりました。いろいろと書きましたが、「コンフォートゾーンから自分を追いやる」のが、一番効果的なんじゃないかなーと思います。
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