あしだです。
私はノートPCとネットを駆使しながらお金を稼ぎ、海外を旅しながら生活しています。
実際、この記事もマレーシア・ペナンにあるバーガーキングで書いていますし、もっと言うと日本国内で法人(株式会社アシッドハウス)も経営していますが、何ら問題はありません。そして海外を旅しながら暮らす「ノマド生活」は人生の幸福度を高めることにつながるので、人生で一度は経験しておいたほうがよいです。
海外ノマドや海外移住をしている人は一昔前に比べるとだいぶ増えましたし、最近では「ワーケーション」という言葉も出てきていますが、まだまだ少数派ではあります。
本記事をきっかけに「海外を旅しながら暮らす」ことに興味を持ったり、実践される人が少しでも増えてくれるとうれしいです。
- 長期の海外旅行や海外ノマド生活に興味がある人
- 人生で必要な持ち物を最小化したい人
- ネットを120%活用して仕事や生活したい人
私のこれまでの海外経験
「私のこれまでの海外経験」を記事にしたことがなかったので、簡単にまとめることにしました。
特に興味のない方は飛ばして読んでくださいね。
海外への興味はエンタメがきっかけ
子供の頃、音楽や映画に夢中だったんですが、途中で日本より海外の作品に興味を持つようになっていました。
海外といっても子供の頃なので所詮アメリカやイギリスでしたけど、日本と全く違う世界観に強く興味を持ち「実際に足を運んで現地の空気を吸いたい」と思うのは自然だったわけです。
初めての海外旅行は大学1年生の時
アメリカのニューヨークに1週間ぐらい行きました。
確か航空券は往復で10万円ぐらいで、お金は親に「海外に行きたい!」と言ったら「行って来ないよ」とポンと出してくれたのを覚えています。
後の人生観にかなり影響しているので、こればかりは感謝するばかりです。
今と違ってネットもスマホもなかったので、航空券はJTBの店舗に買いに行き、現地の観光ガイドの小冊子を見つけてモーテルに泊まりました。
写真は当時はデジタルカメラなんてなく「写ルンです」撮影で写真自体も行方不明ですけどねw
海外ノマド生活
2019年の1月からスタートしました。
2017年の8月に個人事業主になって2018年12月までは個室で生活できるシェアハウスに住んでおり、そこで仕事をしていました。
このときから仕事はリモートでWEBコンサルや運用代行するなどオンラインで完結できていたので、シェアハウスの契約更新時に「日本に住んでなくても仕事できるのでは?」と思って、LCC(AirAsia)とAirbnbを予約してタイに向かったのがスタートです。
当時トップブロガーのマナブさんがタイにいながら個人で稼いでいたのも、よいお手本でしたね。
2020年の3月にパンデミックが起こったので海外ノマド生活を一時中断。
時をへて2021年の12月、再開してこの記事を書いている今も継続中です。
滞在した国々一覧
🇺🇦🇹🇭🇲🇾🇵🇭🇻🇳🇱🇦🇸🇬🇭🇰🇮🇳🇳🇱🇺🇸🇬🇧🇪🇸🇫🇷🇮🇹🇶🇦
ヨーロッパ、アメリカ方面は主に会社員の時の休暇をとってした旅行(ウクライナを除く)で、海外ノマド生活は東南アジアが多めです。
東南アジアはふつうに旅行で行ったこともあります。
東南アジアは基本的に日本人に優しいですし、日本と時差が少ないので日常的に過ごしやすいんでおすすめです。
あ、来訪した国の数はいわゆる「旅ブロガー」には全然及ばないですよw
海外ノマド生活のメリット
前置きがかなり長くなりましたが、海外生活のメリットです。
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- 常識が取っ払われる
- 主体性が勝手に身につく
- 日本の良さを改めて感じられる
他にも色々ありますが、大きくこの3つだと思います。
常識が取っ払われる
一番大きいのはこれですね。
帰国子女、インターナショナルスクールに行っていた人、外資系企業で日常的に外国人と触れ合っている人などは別として、ほとんどの日本人は日本語を使い、日本人どうしでつるみます。
日本という国は島国でもありますし、純度100%の日本カルチャーの中にいると当然、自分の常識も純度100%の日本の常識を持ち合わせることになります。
その常識の中には「右へ倣え」というのも入っているので、他の常識を吸収しようとかという発想がなくなりがちな土壌にいるわけです。
しかしそれは日本国内だけの話です。
一歩海外に出ると、その国にはその国特有のカルチャーがあります。
主体性が勝手に身につく
前述の「常識が取っ払われる」が思考の変化の次には「主体性が身につく」という行動の変化が生まれます。
そもそも海外に出れば言語が違いますし、ツアーにでも参加しない限りは滞在先の国の習慣やルールに従って、自分の事は自分でこなす必要があるのです。
スムーズな滞在をするために、
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- 重要な情報を自ら取りに行く
- 情報をもとに行動する
- 情報の間違いや不足により行動を修正する
というのが勝手に身についていきます。
「この主体性が勝手に身につく」というのは、人生においても仕事においてもかなり貴重なスキルになるはずです。
また何かあっても最終的には頼れるのは自分しかいないわけですから、自律性や自己責任といったマインドも身につきます。
歴史的にも稀にみる大変革の時代において、プラスになることばかりと言えます。
日本の良さを感じられる
逆説的に聞こえるかもしれませんが「海外に出ることによって日本の良さを感じられる」というのも間違いありません。
私の経験上では
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- 日本ほど安全な国はありません
- 日本ほどご飯の美味しい国はありません
- 日本ほどサービスにムラがなく質の高い国はありません
- 日本ほど時間に正確な国はありません
日本国内にいると忘れがちな日本の良さを離れてから気づくことも少なくありません。
もちろん日本にも良くないところはあります。
しかしそれは日本に長く居ることによって感じることで、逆に良いことが見えづらくなっているとも言えます。
海外に出ることによって、盲点となっている良さを改めて感じる「きっかけ」となるのです。
海外ノマド生活を最速で実現する方法
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- ネットで完結する仕事でお金を稼ぐ
- 人生の荷物を最小化する
- 会社員をやめて自営をする
上記3つの状態を自分で作り出すしかないと思います。
ネットで完結する仕事でお金を稼ぐ
海外ノマド生活とは時間的成約と物理的制約から開放されることに他なりません。
滞在先で就労するわけにもいきませんし、自分の居場所とは関係なくお金が入ってきて、それを自由に使える状態を作っておかないと成立しないのです。
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- コンテンツビジネス(ブログやアフィリエイトも含む)
- フルリモートのクライアントワーク
- トレード(FX・仮想通貨・株式投資)
あたりが海外ノマド生活と相性の良いものになります。
もちろん自らがビジネスオーナーで自分無しでビジネスが回っていたり、不動産投資など「自分が動かなくても定期的に生活に困らない収入がある」というのも海外ノマド生活と相性が良いです。
どちらにしても仕事も生活もネットでほぼ全ての処理ができるようになっていることが肝になりますね。
人生の荷物を最小化する
賃貸でも持ち家でも「固定化された生活」には荷物が多くなる傾向にあります。
しかしノマド生活は最大でもスーツケース1つ+バックパック1つに荷物を抑える必要があります。
なので、「日々の生活で本当に必要であり、持ち歩くに値するか」を吟味することが大切です。
吟味の方法は、例えばリストを作って「5段階で優先順位をつけ、3以下のものは切り捨てる」などするのが良いでしょう。
その際に
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- 必要な理由は?
- 現地調達でカバーできないか?
まで踏み込んで考えることが大事です。
ちなみに、私の場合は基本的にはパソコン、スマホ、タブレットと金銭を入れた貴重品袋以外は、なくなっても問題ないぐらいの感じで生きています。
ただ実際は紙の本や動画の収録機材も持っていることもありますので、その時々で変化しています。
こういったものは実家に置かせてもらったり、サマリーポケットなどの格安で収納できるトランクサービスを活用するのも手ですね。
会社員をやめて自営をする
やはり海外ノマドで得られる醍醐味は「自由な時間」です。
せっかくの異国の地で仕事詰めというのも、人生を楽しめていない気がしてもったいないですよね。
平日の昼間に移動したり、遊んだりできる特権と組み合わせて海外ノマド生活をスタートするのが良いでしょう。
それにほとんどの会社では「海外ノマド生活をしながら正社員をする」という発想がありません(特に日本企業には)。
なので、「海外ノマドは自営業とセットでやるもの」と考えたほうがいいと思います。
しかしながら、外資系だと海外ノマド生活をしながら正社員でも働ける会社もあるようです。
正確に言うと「タイムカードで拘束される仕事をやめる」というのが正しいかもしれませんね。
海外ノマド生活の本質的価値
ここまでで「海外ノマド生活のススメ」で得られることを書いてきましたが、最後に「海外ノマド生活の本質的価値」というちょっと抽象度が高めの話を書いて本記事を終わらせます。
それは、
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- 人生で本当に必要なモノを見極めること
- レバレッジを効かせられること
だと思います。
はっきり言って、今ってモノも情報も何かの選択肢も何もかも溢れかえっています。
目に飛び込んでくるもののほとんどは自分の人生に大してプラスにならないものばかりです。
SNSの繋がり数は肥大化しても、本当に必要な交流関係って10人以下だったりしますよね。
海外ノマド生活は移動が前提になるので荷物の一つ一つを「これって本当に必要?」と吟味するのですが、荷物以外でもそのように考えるようになります。
ちょっと前にはやった本のタイトルを借りるなら「エッセンシャル思考」になるのです。
またネットをフル活用するということは、ワークスタイルやライフスタイルにレバレッジを効かせることを意味します。
なので「海外ノマド生活の本質的価値」とは「人生における生産性を高めること」であるとも言えますし、その人生は自分自身で決めることができるのが前提ですから、しいては「人生の幸福度を高めること」と考える次第です。
もちろん人の数だけ人生と選択肢があります。
何が良くて何が悪いということもありません。
しかし「人生の幸福度を高める一つの手段」として海外ノマド生活があるというのを知っておくのは損ではないと思います。